2011年9月12日月曜日

おすすめ!ビジネス書★組織を強くする技術の伝え方

「伝えよう」としても「伝わらない」。

「伝える」のではなく、「伝わる」のが正解だ。 



各企業で大問題になっている技術伝達の本質を明らかにし、解決法を示す。

「わかる」とはどういうことか、から始まって、身につけるべき知識や、記録の付け方まで著者の知的生産の技術を一挙公開している。

「伝わらないのはなぜ」と悩む人、必読。

元々、この作者は「失敗学」の権威で、様々な事故の分析なんかをやっている人ですが、団塊の世代の技術を如何に若者に伝えるかを解いた1冊。

「技術を伝える」ということは、技術を相手に「わからせる」ということですが、面白いのは、それは基本的に無理、相手が「わかろう」とする状態になっていないと「わかる」ことは出来ない。


いきなり不意をつかれた感じですが、 そのために、相手が分かろうとする状態に持っていくことを、様々な見地から説明しています。



・受け入れの素地を相手に作る(基本的な知識を身につけさせる=基本的なテンプレートをインプットする)


・守・破・離が重要(最初は、言われたことを守り、次にそれを破ってみて、言われたことの正しさと間違いを知り、最後にそこを離れることで、自分流の技術となる)


・全体を見せてから、部分を見せる


・伝えるには、文字と、画像、音等の的確な組み合わせが必要

etc...etc...


最も興味深いのは、技術を含めた知識は、 「伝えるもの」ではなく「伝わるもの」としている点です。

これをベースに説いている独特の「伝達論」は、一読の価値があります。


僕が社内でやっている研修の際にも参考にしています。

人材育成に興味がある方は必読ですね。



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2011年9月11日日曜日

おすすめのビジネス書★1回の会議・打ち合わせで必ず結論を出す技術

会議で結論が出ないことって、多くありませんか?

どうしたら、必ず結論が出る会議を行えるのでしょうか?

戦略コンサルタントが教える「決まる会議の掟」です。

短期間で結論を出すための仕事術を解説。

本書で解説されている「会議の技術」は、著者の豊富なコンサルティング経験に裏打ちされている。

コンサルタントはクライアントに「この打ち合わせの時間はムダだった......」「結論はまた来週に......」と言われたら、仕事がなかなか先に進まない。


「短期間で結果を出す」ことを期待されている場合には致命傷にすらなる。

「さすが、コンサルタント」「どんどんアイデアが飛び出して、どんどん決まる」......と、クライアントから数々の賛辞を受けている著者が自らの会議の技術を開陳する。


著者は、まず、「つまらない会議」「なにも決まらない会議」をなくすことを提唱する。

その上で、「よし!」と心の中でさけべるような、すがすがしい会議を目指す。

この「よし!」と思える会議とは、(1)化学反応を生む、(2)決まる・次の行動につながる、(3)できれば手短に終わる、という3つの条件を満たすものである。

つまり、よい結論をテキパキ出してていく会議である。


よい結論をテキパキ出していくために知っておきたい11の技術と7つの心得について解説する。

ホワイトボードの使い方や資料のつくり方など、明日から使える技術が満載。


会議はもちろんのこと、組織を活性化させたい方にもお勧めの本です。

本当に使える本です!(と言うか、僕は使っています。)



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