2011年11月26日土曜日

おすすめのビジネス書★プロフェッショナル原論

●「プロフェッショナル」とは、高度な知識と技術によってクライアントの依頼を適えるインディペンデントな職業だ。

業態はさまざまであっても、求められるのはたゆまぬ研鑽によって培われる技量であり、最高の結果を追求するこだわりである。

ますます複雑化・高度化するビジネス分野において、その仕事はさらに重要性を増している。

今こそプロフェッショナルのあるべき姿のとらえなおしが必要だ。



●若い人には本書を読んで、耳が痛いと感じたり、厳しすぎて辟易する人も多いかもしれないが、第一線で本当にバリバリやっている人が自然に従っている思考様式、行動様式を簡潔に示した本だと思う。

ノーブレス・オブリージュなどという言葉も、道徳心や公益と関わらせて理解しようとすると議論が複雑になるが、結局プロの条件とは、ともかく自分の仕事を水準以上の質で仕上げる、「結果を出す」ということに尽きる。

そういう観点から書かれた本である。本書ではプロの代表例として医者や弁護士が掲げられているが、こういう職種でも本書の精神で働いている人はごくわずかだろう。

しかしいわゆる成功者は、必要条件として必ず、多かれ少なかれ本書のような考え方を身に着けていることだろう。



●本書も自己啓発書の類に入るのかもしれないが、その手の本の著者は多くの場合自ら一つのプロフェッショナルの領域で成功した人ではない(まさに自己啓発ビジネスで成功してはいるのだろうが)。

本書はその意味で、文句のないプロそのものの成功者による貴重な本である。

とりわけ、専門職を目指す若い人に読んでいただきたい書物である。


●【アマゾン】プロフェッショナル原論

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2011年10月8日土曜日

おすすめ!ビジネス書★「ご機嫌な職場」

●どうせ仕事をするなら、明るい職場がいい。

いよいよ、この考え方が「間違い」であることが明確になりつつあります。

明るい職場の意義は「どうせ仕事をするなら」というような小さなレベルではなく、経営にとって最重要の課題になりつつあるからです。

絶対に明るい職場をつくる必要があるのです。

本書は、そんな明るい職場をつくるための方法論を考えるものですが、同時に、企業の収益を改善するための戦略を考えるものでもあります。

そう。

明るい職場は、企業の収益と密接に結びついているのです。



●職場コミュニティーの考え方が変わる本です。

世の中は「何を知っているかではなくて、誰を知っているか」の方が重要な社会に向かっている。

仲のよい職場づくりというのは、人的ネットワークにおいてハブとなれるキーマンを増やすという活動。

インターネットの発達により、職場コミュニティーが薄れる中で、 「ご機嫌な職場」を作る方法が、手触り感のある文章で書かれています。

「仕事ばかり」と悩んでいる新入社員も、「部下がなかなかコミュニケーションを持ってくれない」と 悩んでいる中間管理職も、まずはこの本を読んでみてください。

意識が変わります。


●職場コミュニティー開発に、今すぐ、具体的な施策を打たなければ、私たちの職場が抱えている「ギスギスした人間関係」は、ますます悪化する。

ついには、組織そのものが機能しなくなる恐れがある。


●あなたの職場は「ご機嫌な職場」ですか?



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2011年10月1日土曜日

おすすめ!ビジネス書★「世界標準」の仕事術 欧米・中東・アジアの企業を見てきた人事のプロが教える

●「英語」よりも大切な「世界標準の仕事の仕方」

近年、ビジネスのために英語を身につけたいという人が増えています。

しかし、仕事をするうえで本当に大事なのは「英語力」ではなく、「世界標準の仕事の仕方」です。

英語がそこそこでも、その仕事のやり方が身に付いていれば、どこでも使える人材として活躍できます。

本書では、ヨーロッパ、アメリカ、中国、中東、東南アジアと、各国で仕事をしてきた人材ビジネスコンサルタントが、「世界で通用する」人がやっている仕事の仕方を紹介します。



●日本にいながら、海外で通用する力が身につく

本書で紹介する仕事術は、「情報収集の英語は3フレーズでOK」といったノンネイティブのための英語の使いこなし方から、話しながら考えるための「三拍子」、プロジェクト的に仕事を進める7ステップ、Yesを引き出す交渉術など、あらゆるビジネスで役立つ内容が満載です。

今後は、「正社員」であることより、「グローバルで仕事をできる力があるか」が問われるようになります。

プロジェクトやチームの仕事をうまく動かしたい、いつでもどこでも仕事ができる人材になりたい人にお勧めです!




●【アマゾン】「世界標準」の仕事術 欧米・中東・アジアの企業を見てきた人事のプロが教える

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2011年9月12日月曜日

おすすめ!ビジネス書★組織を強くする技術の伝え方

「伝えよう」としても「伝わらない」。

「伝える」のではなく、「伝わる」のが正解だ。 



各企業で大問題になっている技術伝達の本質を明らかにし、解決法を示す。

「わかる」とはどういうことか、から始まって、身につけるべき知識や、記録の付け方まで著者の知的生産の技術を一挙公開している。

「伝わらないのはなぜ」と悩む人、必読。

元々、この作者は「失敗学」の権威で、様々な事故の分析なんかをやっている人ですが、団塊の世代の技術を如何に若者に伝えるかを解いた1冊。

「技術を伝える」ということは、技術を相手に「わからせる」ということですが、面白いのは、それは基本的に無理、相手が「わかろう」とする状態になっていないと「わかる」ことは出来ない。


いきなり不意をつかれた感じですが、 そのために、相手が分かろうとする状態に持っていくことを、様々な見地から説明しています。



・受け入れの素地を相手に作る(基本的な知識を身につけさせる=基本的なテンプレートをインプットする)


・守・破・離が重要(最初は、言われたことを守り、次にそれを破ってみて、言われたことの正しさと間違いを知り、最後にそこを離れることで、自分流の技術となる)


・全体を見せてから、部分を見せる


・伝えるには、文字と、画像、音等の的確な組み合わせが必要

etc...etc...


最も興味深いのは、技術を含めた知識は、 「伝えるもの」ではなく「伝わるもの」としている点です。

これをベースに説いている独特の「伝達論」は、一読の価値があります。


僕が社内でやっている研修の際にも参考にしています。

人材育成に興味がある方は必読ですね。



●【アマゾン】『組織を強くする技術の伝え方』

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2011年9月11日日曜日

おすすめのビジネス書★1回の会議・打ち合わせで必ず結論を出す技術

会議で結論が出ないことって、多くありませんか?

どうしたら、必ず結論が出る会議を行えるのでしょうか?

戦略コンサルタントが教える「決まる会議の掟」です。

短期間で結論を出すための仕事術を解説。

本書で解説されている「会議の技術」は、著者の豊富なコンサルティング経験に裏打ちされている。

コンサルタントはクライアントに「この打ち合わせの時間はムダだった......」「結論はまた来週に......」と言われたら、仕事がなかなか先に進まない。


「短期間で結果を出す」ことを期待されている場合には致命傷にすらなる。

「さすが、コンサルタント」「どんどんアイデアが飛び出して、どんどん決まる」......と、クライアントから数々の賛辞を受けている著者が自らの会議の技術を開陳する。


著者は、まず、「つまらない会議」「なにも決まらない会議」をなくすことを提唱する。

その上で、「よし!」と心の中でさけべるような、すがすがしい会議を目指す。

この「よし!」と思える会議とは、(1)化学反応を生む、(2)決まる・次の行動につながる、(3)できれば手短に終わる、という3つの条件を満たすものである。

つまり、よい結論をテキパキ出してていく会議である。


よい結論をテキパキ出していくために知っておきたい11の技術と7つの心得について解説する。

ホワイトボードの使い方や資料のつくり方など、明日から使える技術が満載。


会議はもちろんのこと、組織を活性化させたい方にもお勧めの本です。

本当に使える本です!(と言うか、僕は使っています。)



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